弊社は、一般企業からの要求仕様に伴い次のような、システム構築とその後の運用サポートを行います。

システム構築と導入支援

 現在、オープンシステムの開発は基幹システムまで及んでおり、規模に比例して大きなリスクを伴うものとなっております。ここ最近、システム導入において、導入後の立ち上がりがどれだけ早いかがシステム導入における成功の鍵を握るようになりました。これは構築側にとっては、立ち上がりが早いことでその分工数の削減につながり収益の確保を行うことができ、利用者側では立ち上がりが早いことで、導入時の混乱が少なくシステムの評価につながります。弊社ではここに着目してシステムの基本機能以外に必要となる以下の内容の支援を行い、開発者と利用者のそれぞれのリスクを最小といたします。

(システムの基本設計時)

  1. データのバックアップ機能設計
  2. システム監視及びメンテナンスに関する機能設計
  3. システム利用者で構成される構築運用委員会の設立と運用

(構築運用委員会による運用のシュミュレーション)
利用者の各部署における運用上の問題点の検討を行い、システム使用時に注意すべきことを明確にすると同時に、問題点については開発側にフィードバックを行う。特にリプレースの物件については、既設のシステムと新システムとの操作や運用の違いを明確にすることで、利用者におけるシステム周辺を含めた運用手順の変更点が明確になることから、導入時の混乱を最小限にいたします。

            システム導入支援サービス

(システムの詳細設計及び開発時)

  1. 運用委員会の結果を基に各部署レベルでの運用設計書を作成

(例)
システム運用における各部署及び担当者の役割
操作手順
バックアップ手順
注意及び禁止事項
障害発生時の連絡と対応の手順 等

  1. システムのリスク評価
  2. 障害発生時の復旧仕様書の作成(運用担当者及び保守業者での確認)
  3. セキュリティーポリシーの作成(運用委員会で最終確認)
  4. プライバシーポリシーの作成(運用委員会で最終確認)
  5. 導入計画書作成(運用委員会で最終確認)
  6. 利用者に対する操作研修
  7. システム試験仕様書の作成と実施支援

 

(システム導入時)

  1. 運用委員会による検証及び評価
  2. システム監視機能検証
  3. 保守担当者及び保守業者引渡し説明

 (安定稼動後)
・システムの性能の維持と向上への支援
システムの運用サポートのなかでシステムの運用における改善点や機能拡張に向けた検討を行い、適時提案を行うことで、次のステップへの支援を行います。

導入サービス(ステップアップ)

 

仮想基盤構築運用 OpenStack / Apache CloudStack構築運用

 OpenStack / Apache CloudStackは、オープンソースとしてプライベート/オープンクラウドで活用されています。それぞれ、お互いが機能の補完を繰り返しながら開発がすすめられており、機能の差はさほどありません。弊社は、プライベートクラウドとして構築・運用サービスを行っております。

 OpenStack 関係サイト
 https://www.openstack.org/ (OpenStack公式サイト)
 http://openstack.jp/  ( 日本OpenStackユーザ会)

 Apache CloudStack 関係サイト
 https://cloudstack.apache.org/ (Apache CloudStack公式サイト)
  http://cloudstack.jp/ (日本CloudStackユーザ会 )  

認証サーバ構築運用

さまざまなシステムで利用されている認証という問題をLDAPサーバで解決いたします。これによりシステムやOS 毎(Windowsとunix系)に分散されている認証機能を統合いたします。

  Open LDAPによる認証統合
  Sun Java System Directory Serverによる認証統合
  (Sun Microsystems社製)

インターネットサーバ構築運用

インターネット利用における基本となるサーバの構築とサポート

 DNS / Web Server / POP Server

 Mail Server / IMAP Server / Web Mail Server

 

データベースサーバ構築運用

データベースサーバの構築とサポート

 Oracle DB2 PostgresSQL MySQL

アプリケーションサーバ構築運用

 Tomcat Struts WebSphere

 

セキュリティ関連システムの構築と運用

 

Firewall (ファイヤウォールルータ)の構築と運用

侵入検知サーバの構築と運用

ネットワーク監視サーバの構築と運用

SSL-VPNサーバの構築と運用

ネットワークのVPN化と構築と運用

情報セキュリティ監査サービス

 ISMSとは「個別の問題毎の技術対策の他に、組織のマネジメントとして、自らのリスク評価により必要なセキュリティレベルを決め、プランを持ち、資源配分して、システムを運用すること」で、コンピュータシステムのセキュリティ対策だけでなく、情報を扱う際の基本的な方針(セキュリティポリシー)や、それに基づいた具体的な計画、計画の実施・運用、一定期間ごとの方針・計画の見直しまで含めた、トータルなリスクマネジメント体系のことを指します。これは、企業の情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)が、国際標準規格である「ISO/IEC 17799」に準拠していることを認定するもので、財団法人 日本情報処理開発協会(JIPDEC)の評価制度です。

当社は、この規定に準拠した社内の内部監査を実施するサービスを行っております。

 

高速演算装置の構築運用

 ハードウェアの高速化と低価格化は複数のCPUを使用してスーパーコンピュータに相当する性能を発揮することが可能となりました。当社では4CPUから256CPUを使用したクラスタとグリッドシステムを構築いたします。システムはクラスタ技術をベースとしたPCクラスタコンソーシアムのSCore Cluster System Software とGrid技術をベースとしたSun Microsystems社製のN1 Grid Engineでのシステムを構築いたします。

(グリッドシステム)  
Sun Microsystems社が提唱するGrid Computingソリューションは、Grid Computing
環境を構築するソフトウエア N1 Grid Engineを核として、ソフトウェアならびにハードウェア資源の使用を最適化し分散リソース管理を実現します。 N1 Grid Engine は、 稼動中のPCのかなで使用されていない休眠中のリソースを検索し、それらを活用することによりネットワーク上のシステムから最大限の処理能力を引き出すことを可能にします。 N1 Grid Engine は、必要な時に、必要なユーザへひとつのネットワーク・サービスとしてリソースを提供することを可能にします。

(クラスタシステム)
SCore Cluster System SoftwareはワークステーションおよびPC クラスタ用の高性能並列プログラミング環境で、新情報処理開発機構 (RWCP)・並列分散システムソフトウェア研究室で開発されました。2002年3月にRWCPが終了した後、 SCore Cluster System Softwareの開発とメンテナンスは、 PCクラスタコンソーシアムに移管されています。当社はSCore Cluster System Softwareを使用したシステムの構築を行います。
※このほかにMPIによるシステムの構築についても行っております。
PCクラスタ紹介サイト
PCクラスタコンソーシアム
http://www.pccluster.org/ (URL: http://www-unix.mcs.anl.gov/mpi/)

多目的シンクライアント機

 OS搭載フラッシュメモリ (IDE互換)機でFD、HD、CDは一切必要なく、動作中でも電源をおとすことが可能なシンクライアント機です。
1)軽快なネット端末機能
高速WebブラウザのSkipStoneを中心に、 RealPlayerによるストリーミング再生、 Flashアニメーション、 Javaアプレット/Javaアプリケーション等に対応可能です。 USBフラッシュやコンパクトフラッシュをマウントして、中のファイルを表示する事もできます。
2)シンクライアント機能とKIOSK端末機能
 
(シンクライアント機能)
標準装備のRDPクライアントとOpenSSHに加え、Citrix ICAクライアントもインストール可能です。
(KIOSK端末機能)
タッチパネルに対応し、Webブラウザの全画面表示も可能です。 SSHやRSHでブラウザをリモートコントロールできるので、静止画像の配信にも応用できます。

 

OSのインストールサービス

 システムの機器を対象にOSのインストール調整を行います。
     Solaris       (Oracle社)
     Red Hat Linux   (Red Hat社) / CentOS
     Oracle Linux   (Oracle社)
     Debian Linux
     Microsoft Windows (Microsoft社 )